皆さん、こんにちは!コミュニティマネージャーのSofia Rodriguezです。今日は特別に、Flying Gorilla Studiosの普段の1日をご紹介します。小さなインディースタジオがどのように運営されているか、その舞台裏をお見せしましょう!
朝 7:00 - フィリピンの朝
スタジオはフィリピンのマニラ郊外にあります。なぜフィリピン?創業者のKazutakaがここで家族と暮らしているからです。実は、リモートワークが主流になる前から、私たちは世界中から仕事をしていました。
朝 8:30 - モーニングスタンドアップ
チーム全員がオンラインで集まります。今日の参加者:
- Kazutaka(日本から接続)- 家族の事情で一時帰国中
- Maria(フィリピンのオフィスから)
- Chen Wei(中国から)
- 私、Sofia(メキシコから)
15分間のミーティングで、昨日やったこと、今日やること、困っていることを共有します。
今朝の会話
Kazutaka: 「新しいゴリラのアニメーション、見ました?めちゃくちゃかわいい!」
Maria: 「ありがとう!でも、バナナを食べるモーションがまだしっくりこなくて…」
Chen Wei: 「パフォーマンスは問題ないよ。60fpsで安定してる」
Sofia: 「Redditで『なんでゴリラが宇宙に行くの?』って質問が来てるけど、どう答える?」
全員: 「なんでじゃない!」(笑)
朝 9:00 - 開発タイム
それぞれが自分のタスクに取り組みます。
Kazutakaのデスク(バーチャル)
新しいパワーアップアイテムのコーディング中。今日は「スーパーバナナ」の実装。食べると虹色の軌跡を残しながら飛べるようになる予定。
// Kazutakaのコメント
// TODO: もっとキラキラさせたい
// TODO: 効果音も虹っぽく?(虹に音があるのか...?)
Mariaのタブレット
新しいスキンのデザイン中。今回のテーマは「サイバーパンク・ゴリラ」。
「ネオンピンクの毛並みって、やりすぎかな…?いや、Flying Gorillaならアリでしょ!」
Chen Weiのマルチモニター環境
Unity Profilerとにらめっこ。新しいエフェクトがローエンドデバイスで重くないかチェック中。
「Redmi Note 5でも動くようにしないと。このデバイス、まだ世界中で使われてるから」
昼 12:00 - ランチタイム(それぞれの時間帯で)
みんなバラバラの時間帯にいるので、「ランチタイム」も人それぞれ。
Slack チャンネル #random
- Maria: 「今日のランチはアドボー!🍖」
- Chen Wei: 「朝ごはんは肉まん😋」
- Sofia: 「まだ夜中だけど、コーヒー5杯目…☕」
- Kazutaka: 「コンビニおにぎり最高 🍙」
午後 2:00 - プレイテストセッション
新機能のテストタイム。今日は社内の友人や家族も参加。
参加者の反応
Mariaの娘(8歳): 「ママ、このゴリラ、私より上手に飛んでる!」
Chen Weiの弟: 「難しすぎ!でももう一回!」
Kazutakaの母: 「かわいいわね。でも、なんでゴリラなの?」
Kazutaka: 「お母さん、その質問は禁句…」
午後 3:30 - コミュニティ対応
私の出番です!SNSやフォーラムをチェックして、プレイヤーの声を集めます。
今日のハイライト
- 「Flying Gorillaで100万点超えた!」→ リツイート&お祝いメッセージ
- 「バグ見つけた」→ 詳細を聞いてChen Weiに報告
- 「ゴリラの顔が怖い」→ 「…ご、ごめんなさい?🦍」
Discord
- ファンアート投稿 → 今月のベストアートに選出!
- 「大会開きたい」→ 公式サポートの相談開始
- 「Flying Gorillaの物理演算について」→ Chen Weiに技術解説を依頼
午後 5:00 - クリエイティブミーティング
週に一度の「なんでもアイデア会議」。ルールは「どんなバカげたアイデアも否定しない」。
今日出たアイデア
- 水中ステージ
- 「ゴリラは泳げるの?」
- 「Flying Gorillaなら泳げる!」
- マルチプレイヤーモード
- 「4人のゴリラが協力してバナナを集める」
- 「バトルロイヤルは?」
- 「平和的に行こう…」
- 季節イベント
- 「クリスマスはサンタゴリラ」
- 「正月は着物ゴリラ」
- 「ハロウィンは…ゾンビゴリラ?」
- 新しいパワーアップ (※一番盛り上がった)
- 「時間を止められるバナナ」
- 「分身の術」
- 「巨大化」
- 「むしろ小さくなって隙間を通る?」
夜 7:00 - バグ修正タイム
楽しいアイデア会議の後は、現実に戻ってバグ修正。
今日のバグ
優先度:高
- 特定のAndroidデバイスでクラッシュ(Chen Wei担当)
- iOSでバナナが透明になることがある(Kazutaka担当)
優先度:中
- スコアボードの表示がずれる
- 効果音のタイミングが0.1秒遅い
優先度:低(でも面白い)
- ゴリラが逆さまに飛ぶことがある
- 「これ、新機能にしない?」「却下」
夜 9:00 - 1日の振り返り
Slackで今日の進捗を共有。
Kazutaka: 「スーパーバナナ、70%完成。明日には動くものをお見せできます」
Maria: 「サイバーパンクゴリラのデザイン完成!光る毛並みがイケてる」
Chen Wei: 「クラッシュバグ特定。明日朝一で修正します」
Sofia: 「コミュニティから新機能のリクエスト50件。まとめてスプレッドシートに」
夜 10:00 - それぞれの時間
仕事が終わっても、ゲーム開発への情熱は消えません。
- Kazutaka: 息子とFlying Gorillaで対戦(息子の方が上手い)
- Maria: 新しいゲームアートのインスピレーションを求めてPinterest巡り
- Chen Wei: GDCの技術講演動画を視聴
- Sofia: 他のインディーゲームをリサーチ(競合調査という名の息抜き)
深夜… - 情熱は眠らない
時々、誰かが深夜にSlackに現れます。
午前2:34 Kazutaka: 「すごいアイデア思いついた!ゴリラが音楽に合わせて飛ぶリズムゲームモード!」
午前2:35 Chen Wei: 「なんで起きてるの」
午前2:35 Kazutaka: 「君もね」
まとめ:小さなチーム、大きな夢
これがFlying Gorilla Studiosの典型的な1日です。
私たちは:
- 世界中に散らばっている けど、心は一つ
- 小さなチーム だけど、情熱は大企業に負けない
- リソースは限られている けど、創造力は無限大
- 毎日が挑戦 だけど、それが楽しい
インディーゲーム開発は楽ではありません。でも、プレイヤーの「楽しい!」という声を聞くたび、すべての苦労が報われます。
明日もまた、ゴリラを飛ばし続けます。なぜなら、それが私たちの使命だから。
そして何より…楽しいから!🦍✨
P.S. この記事を書いている間にも、Kazutakaから「重力反転モードどう?」というメッセージが。深夜3時に。彼は本当に眠らない…
Sofia Rodriguez
Community Manager, Flying Gorilla Studios